自分の考えに疑いを持ちながら思考する方法、クリティカルシンキング(批判的思考)という手法をご存知でしょうか?
本日は批判的思考のご紹介です。


クリティカルシンキング(批判的思考)について箇条書きしていきます。

クリティカルシンキングとは、物事を批判的に捉え、判断することで、物事の本質を見極め、論理的に思考することを指します。

現代社会では、情報が錯綜し、価値観が多様化する中で、物事の本質を見抜くことが難しくなっており、クリティカルシンキングが重要視されています。

クリティカルシンキングとロジカルシンキングは似ていますが、クリティカルシンキングは与えられた現状や問いに対して本質を見極め、前提から疑う思考法です。

クリティカルシンキングを実践するメリットとして、事実に基づいた判断がしやすくなる、矛盾点を見つけやすくなる、リスクを回避できる、コミュニケーションがとりやすくなる、新たなアイデアが生まれる可能性がある、などが挙げられます。


クリティカルシンキングを身につけるためには??


1.第三者視線を意識する: 自分の作成した資料や意見を第三者の視点で見ることで、客観的に考える習慣が身につきます。事実を基に発言する習慣をつける: 感情に左右されず、事実を基に話す習慣をつけることで、クリティカルシンキングの習得に役立ちます。


2.正しい情報を集める習慣をつける: 信頼性のある情報を集めるスキルを高めることが重要です。全ての情報が真実ではないため、情報収集する際はニュートラルな気持ちで行うべきです。


3.研修を実施する: 社内研修を実施して、クリティカルシンキングを身につける方法もあります。客観的な視点を持つためには、自分の意見を他人と共有し、フィードバックを受けることが重要です。


4.ディベートを行う: ディベートを通じて、他人の意見を理解し、自分の意見を論理的に述べる練習をすることが有効です。

5.問題解決に取り組む: 実際の問題を解決する過程で、クリティカルシンキングを鍛えることができます。問題解決には、情報の収集、分析、評価、そして解決策の提案という一連のプロセスが含まれており、これらはすべてクリティカルシンキングの一部です。

上記5点が挙げられます。

最後にロジカルシンキング(論理的思考法)とクリティカルシンキング(批判的思考法)を比べて締めます。


ロジカルシンキング(論理的思考)とクリティカルシンキング(批判的思考)は、それぞれ異なる状況で有効ですが、一緒に使うことで最も効果的です。ロジカルシンキングは情報を整理し、論理的な結論を導くのに役立ちます。一方、クリティカルシンキングは情報の信憑性や価値を評価し、自分の意見を形成するのに役立ちます。これらの思考法を組み合わせることで、より深い理解と洞察を得ることができます。